いわきバッテリーバレーフェスタ2023において、福島高専ミニ研究チームが『鳴き砂』の研究成果を発表しました

いわきバッテリーバレーフェスタ2023『未来の種まき』が開催され、久松博之氏の講演に引き続き、福島高専の研究成果が発表されました。

『若き研究者たちが探る未来の可能性』として福島高専で研究された4件の成果発表が行われ、いわき鳴き砂を守る会の学生会員である4名が『いわきの「鳴き砂」の”いま”を調べ、もっと知ってもらおう』を発表しました。

日 時:令和5年12月20日
場 所:いわき産業創造館(ラトブ)企画展示ホール
発表者:電気電子システム工学科 中島洋太さん 
    科学・バイオ工学科   古内南那さん
    科学・バイオ工学科   吉田知佳さん
    ビジネスコミュニケーション学科 柳内奏音さん

【発表】
いわき市内の砂浜10か所で、鳴き方、粒度分布、鳴き音の周波数特性、顕微鏡写真の観察を行った。

鳴き砂と鳴かない砂では、石英の含有量、砂の清潔さに違いがあり、鳴き砂は限られた条件でしか分布しないことが分かった。

鳴き砂は、粒が細かく、粒径が揃っている、鳴かない砂は、粒が荒く、粒径の幅が大きい(揃っていない)ことが分かった。

鳴き音の周波数特性においては、鳴き砂は第一ピークから第2,3のピークできれいな直線になる。

鳴き砂を知らない人も多くいるので、鳴き砂の分布状況や特徴を、出前講座等で伝える。
知らない人に教えることで自分たちの理解を深める。ことを発表してくれました。

発表した4名の学生の皆さん、お疲れ様でした。
一緒に鳴き砂を保存・啓発し、次世代に繋いでいきましょう。
今後の調査・活動に期待しております。

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