
豊間海岸 冬の清掃・鳴き砂調査を行いました
令和7年2月15日(土)、いわき市豊間海岸において、冬の清掃・鳴き砂調査を行いました。
1.実施日:令和7年2月15日(土)10:00~11:30
2.参加者:地元豊間区2名、鳴き砂を守る会10名
3.実施内容:①海岸清掃、②鳴き砂調査
※今回の調査実施にあたり、地元の豊間地区の皆様に回覧板でお知らせしました。

1.海岸清掃
冬季になり、海で遊ぶ人が少なくなったせいか、目に見えるゴミは少なくなったようですが、トングでは掴み切れない小さいごみ(マイクロプラスチックごみ)が多くありました。ごみの総量は12.0kgで、そのうちプラスチックごみは4.8kgで 40.0%を占めています。毎回プラスチックごみが一番多い状態が続いていましたが、今回は燃えるゴミが一番多い結果5.5kgで45.8%でした。





2.鳴き砂調査
参加者12名が4班に分かれて、A側線からU測線までを海側に10mのメッシュ状に調査しました。
鳴き砂としての判定は、良く鳴く13ヶ所、少し鳴く24ヶ所の37ヵ所、全体の58.7%で鳴く判定で、
海岸の南側に良く鳴く砂が分布していました。









3.まとめ
今回、豊間地区の皆様に回覧板でお知らせし、2名の方が参加してくださいました。
寒さも心配しましたが、寒波の合間の穏やかな天気に恵まれました。参加された皆様の熱い想いが伝わったのかもしれませんね。
参加された皆さまに、清掃と鳴き砂調査をとおして、海岸環境保全の重要性と鳴き砂を地域の宝として次世代に継承していく必要性を認識していただきました。
今回の調査で平成6年度の四季の調査は終了です。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。お疲れさまでした。

令和7年度も、豊間海岸四季の調査を続ける予定です。次回、春の調査は、令和7年4月20日(日)の予定です。皆様の参加をお待ちしております。
