
豊間海岸 秋の清掃・鳴き砂調査をパルシステム福島さんと合同で実施しました
令和6年10月19日(土)、いわき市豊間海岸において、パルシステム福島さんと合同で、秋の清掃・鳴き砂調査・砂山競争を行いました。
1.開催日:令和6年10月19日(土)9:00~11:00
2.参加者:26名(パルシステム福島18名、鳴き砂を守る会8名)
3.実施内容:①海岸清掃、②鳴き砂調査、③砂山競争
※鳴き砂調査は、従来は10m×20mの格子状に行っていますが、今回は、前日の大雨で湿っている個所が多い状態であったため、清掃しながら、鳴き砂の分布を確認することにしました。
1.海岸清掃
マイクロプラスチックごみ(大きさが5mm以下になったプラスチックごみ)の事前説明を受けていたので、大きいゴミだけでなく、小さいプラスチックごみも多くが散乱していること確認できました。ごみの総量は、17.82kgで、その内プラスチックごみは13.83kgの77.8%を占めています。プラスチックが一番多い状態は毎回変わらない状態でした。










2.鳴き砂調査
ゴミを拾いながら、鳴く場所を探しました。前日の雨で湿っていた砂が季節外れの暑さで、乾燥も早く、きれい鳴き音を響かせる鳴き砂の分布が確認できました。参加された小学生は、大変興味を持ち他の海岸と比べたいと、小袋に鳴き砂を採取していました。
今回の調査は、従来のメッシュ(20m×10m)では実施しなかったため、全体面積比の数字では表わせませんが、南北方向に11地点で『良く鳴く』砂が確認されました。








3.砂山競争
5分間にどれだけの高さの砂山を作れるかを競います。使用道具は、ミニショベル、底のないバケツ2ケです。今回は5班に分かれて競争しました。5分の競技の前に2分間の作戦タイムを行いました。童心に帰って砂山を作りました。優勝は、第1班61cm、おめでとうございます。










4.まとめ
参加された皆様には、大きなゴミだけでなく、マイクロプラスチックといわれるゴミのことも知っていただき、海岸環境保全の重要性と、鳴き砂を地域の宝として次世代に継承していく必要性を認識していただきました。
パルシステム福島の皆さまからは、鳴き砂の保全と海岸環境の保全の重要性を広めるため、一緒に行動していきましょう。とうれしいお言葉もいただきました。皆様ありがとうございますした。お疲れ様でした。
次回の調査は、令和7年2月15日(土)9:00~ 豊間海岸の予定です。皆様の参加をお待ちしております。
