いわき市立中央台南中学校で出前講座を行いました

中央台南中学校の1年生が、『環境』⇒『海洋汚染』⇒『砂浜』に着目⇒地元に存在する『鳴き砂』をテーマに学習するため、『鳴き砂体験』と『砂絵体験』の出前講座を行いました。

日時:令和6年9月26日(木)9:30~12:00
対象:いわき市立中央台南中学校1年生31名
場所:いわき市立中央台南中学校 理科室

1.鳴き砂体験

桶田理事長が講師を務め、「豊間海岸の鳴き砂」と「夏井海岸の普通の砂」の2種類を使用し、見た目の色の違い、検鳴器を使った音の違い、マイクロスコープで拡大した見た目、ふるいによる粒径分布図を作成し、違いを勉強しました。

鳴き砂は、キュッキュときれいな音がでること。
鳴き砂は、石英が多く含まれ、白っぽく見えること。
鳴き砂は、粒径が細かく、粒の大きさが揃っていることがわかりました。

鳴き砂に赤チョークを入れると音が出なくなることがわかり、マイクロスコープで確認すると、石英のまわりに赤チョークが付いていました。赤チョークは、海岸でのゴミ(マイクロプラスチック)を表現しており、鳴き砂はきれいな砂浜にしか分布しないことから、鳴き砂は『砂浜海岸の環境のバロメータ』と言われていることを確認しました。

2.砂絵体験

ハロウィンの図柄、家で飼っている猫、犬、インコ等も上手に仕上げていました。

今回の出前講座をとおして、海岸環境保全の重要性を認識し、鳴き砂を守るためゴミ(特にプラスチック)を減らすことの重要性を理解されていました。
参加された生徒さん、学年主任の小川先生、ありがとうございました。

学校ロビーにて集合写真
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