いわきプラージュ2024を開催しました。
R6年9月13日(金)~15日(日)まで、JRいわき駅前で、いわきプラージュ2024を開催しました。
2016年に第1回目を開催し、途中コロナ感染症の影響で開催できない年もありましたが、今年で7回目の開催となります。今年の開会式では、いわき短期大学付属幼稚園の年長さん30名によるダンス披露から始まり、3日間、多くの皆様にお越しいただきました。
1.開催日時:R6年9月13日(金)10:30~17:00
14日(土)9:00~17:00
15日(日)9:00~15:00
2.開催場所:JRいわき駅前多目的スペース
3.実施内容:鳴き砂体験、砂絵体験、砂遊び、砂像制作・展示
フラダンス:福島県立平商業高等学校
福島県立好間高校OG
東日本国際大学付属昌平高等学校
プラージュとは、フランス語で砂浜・浜辺という意味です。いわき駅前に砂浜を出現させ
①いわきの観光資源である海へ向かう足掛かりにしてもらう。
②砂浜環境のバロメータといわれる鳴き砂から海岸環境の保全の重要性を理解してもらい、いわきの宝として次世代に繋いでいく。
③子供たちの健全育成の場として砂遊びをしてもらいたい。
こんな願いを込めて開催しております。
1.開会式(9月13日10:30~)
桶田理事長の開会あいさつ、ご来賓の小河原伸太郎いわき市観光振興課長様のご祝辞に続き、いわき短期大学付属幼稚園の年長さん30名によるダンス披露、開会宣言で、プラージュ2024の3日間をスタートしました。
2.鳴き砂体験
キュッキュッ!と検鳴器を使って豊間海岸の鳴き砂を音で確認、鳴き砂をマイクロスコープで拡大し、鳴き音に大きな影響をもつ石英を目で確認、鳴かない砂の違いも体験、そして、鳴き砂がなぜいわきの海岸に分布しているか、鳴き砂ができるまでには400万年もの長い年月が必要なこと、きれいな砂浜に分布することから『砂浜海岸の環境のバロメータ』と言われること、プラスチックごみが鳴き砂に悪影響を与えることを理解してもらいました。
3.砂絵体験
いわきの海岸砂に色を付けた色砂を使い、高専生のお手伝いを受けながら、楽しくきれいに仕上げられています。
4.フラダンス披露
高校生、高校OGの皆様に、白い砂の上でフラダンスを披露していただき、会場を盛り上げていただきました。白い砂は、オーストラリアのブリスベン産です。ほぼ100%が石英です。
14日(土)11:00~ 福島県立平商業高校 14日(土)14:00~ 福島県立好間高校OG
15日(日)10:00~ 東日本国際大学昌平高等学校
5.砂遊び
砂山をつくったり、トンネルを掘ったり、バケツを使って4段塔を作ろうとしていました。トンネル掘では、腕だけでは届かなくなり、道具を使って工夫している姿が見られました。
6.砂像制作
砂像は、福島SANDーSTORYの笠間浩幸理事長が中心となって制作していただきました。毎年、毎年素晴らしい作品です。今年も見事な『IWAKIキャッスル2024』が完成しました。
7.まとめ
鳴き砂体験から海岸環境の保全の重要性を学び、子供たちの健全育成の場として砂山をつくり、大いに遊んで学んだ3日間となりました。鳴き砂を広く市民の皆様に知っていただき、いわきの宝として次世代に繋いでいく事が再認識されたとことと思います。
フラダンスチームの皆様には会場を大いに盛り上げていただき、いわき短期大学付属幼稚園の園児の皆様は開会式に華を添えてくださいました。ありがとうございました。
初日(13日)の午後と最終日(15日)の片付け最中に、大雨に降られましたが、3日間無事に終えることが出来ました。参加いただいた皆様、ありがとうございました。
開催にあたりご尽力いただいた、福島SANDーSTORYの皆様、福島高専の学生会員の皆様をはじめ、関係各位に感謝申し上げます。